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母体に影響が大きい中期中絶手術とは

望まない妊娠をした女性は、人工妊娠中絶に対する恐怖や不安などさまざまなストレスを抱えています。

そのため手術を行う際には、精神的ストレスに配慮しきちんとケアしてくれるクリニックを選ぶことが大事です。

人工妊娠中絶は妊娠21週までにしか行うことができません。

妊娠6~11週は初期中絶といい、約5時間ほどの日帰り手術がほとんどです。

一方12週を超えると中期中絶となり、通常3日程度の入院が必要となり、退院後には役所へ死産届を提出し埋葬許可証の交付を受けることが義務付けされています。

初期中絶は事前に子宮の入口を拡げる処置を行った後、麻酔を打って吸引を行います。

この吸引法はWHOでも安全性を認められた方法で、数分で手術は終了します。

その後病室で数時間安静にし、問題がなければ帰宅することが可能です。

一方中期中絶は前処置として細い棒状のラミナリアを子宮頸管に挿入し拡張していきます。

手術当日は子宮の中にバルーンを入れ人工的に子宮の収縮を促し頸管をさらに拡張させます。

中期の中絶は人工的に陣痛を引き起こして流産させる方法ですから、通常の出産と同じような痛みがあり、母体への負担も少なくありません。

また退院後には死産届を提出し埋葬許可証を取得し埋葬することが義務付けられていますから、心身の大きな負担になります。

このように中期の中絶は肉体的・精神的・経済的に大きな負担を伴う手術ですから、できるだけ早い段階で手術を受けることをおすすめします。